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禁煙外来情報

禁煙外来の効果と成功率

ある禁煙外来のレポートによると、禁煙成功率は全体では78%だということです。

10週以上通院された方は96%以上とほぼ全ての方が禁煙に成功していることから、「通院中に吸ってしまったから、もう病院に行けない」と考えるのではなく、通院を続ける事が大変重要なのです。

人によってタバコを吸いたくなる時間、場所はそれぞれ違います。

毎回の診察を通して「問題点を見つけ、その解決方法を検討し実践する」

そのサイクルを繰り返し行う事で体にこびりついてしまった喫煙習慣を取り除き、健康でより良い生活習慣を手に入れる事が出来るのです。



実際に禁煙外来に行かれて禁煙に挑戦されている人(喫煙歴20年の40代男性)の話では、今まで何度も自分で禁煙に挑戦し、ニコレットや禁煙セラピーの本でも失敗を続けてきたそうですが、禁煙外来に行ってチャンピックスを服用後、信じられない事に29日間も禁煙し、今も尚続行中だそうです。


他にも、それ程禁煙したいという気はなかったけど、チャンピックスに興味があって受診された方は、順調すぎるくらいに禁煙できて、自分でも驚いておられます。


また、禁煙外来でタバコを止めたけど、また吸いたくなった時は、こんなふうに意識改革して考えてみて下さい。

ニコチンは体が欲しがっているのではなく、脳が欲しがっているだけだと・・。

その欲望は約30秒から1分で収まりますので、深呼吸を2回して自宅であれば、歯磨きでもしてみればどうでしょうか?

そうすると不思議と気分も変わり、自然と収まって来ますので、それでも収まらなければ何か食べれば良いのです。


禁煙外来では、現在の体重が5キロ増えたとしても禁煙する方が体に良いと繰り返し言われます。


せっかく禁煙する事が出来た長い道のりを思い出し、最終的には自分の強い意志で乗り越えて下さい。


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禁煙外来の治療の流れ

禁煙外来の治療の流れ
【治療法】
薬物療法
チャンピックスの服用による方法、ニコチンパッチニコチンガムによる方法、除々に本数を減らす方法があります。

タバコの害についても詳細に説明します。

チャンピックスやニコチンパッチにより、たくさんの人が禁煙外来を受診して禁煙に成功しています。

心理療法
環境改善法代償行動法行動パターン変更法リセット禁煙法などがあります。

【治療の流れ】
禁煙外来ではおおよそ以下のような流れで治療が施されます。

初回
治療法の説明の他、ニコチン依存度、喫煙の状況、禁煙の関心度などがチェックされます。

また、呼気中の一酸化炭素濃度の測定、禁煙開始日の決定と「禁煙誓約書」へのサイン、次回診察日の決定を行い、治療のための禁煙補助薬の処方を受けます。

2回目(初回から2週目)
初回から2週目に再診し、喫煙状況の問診を受けます。
呼気中の一酸化炭素の測定を行い、禁煙補助薬の追加処方を受けます。

3回目(初回から4週目)
4回目(初回から8週目)
4週目、8週目の再診でも、呼気中の一酸化炭素の測定とともに、出現した離脱症状の確認や対処法などのカウンセリングや治療を受けます。

5回目(初回から12週目 最終回)
12週目の再診が最終回、治療終了です。
禁煙に成功していれば、そのまま禁煙を継続するためのコツを理解します。

※保険で認められている通院回数は、初診を含めて計5回、期間は3ヶ月です。






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禁煙外来の費用・保険適用について

禁煙外来の費用・保険適用について説明します。

2006年6月から、一部の施設で禁煙治療が保険適用となりました。

次の4条件をすべて満たし、医師が必要と認めた場合、一定期間の禁煙治療の受診に保険が使えます。(外来診察のみ)

保険診療適用の条件
1.「禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存についてのスクーリングテスト(TDS※下記参照)の結果5点以上で、ニコチン依存症と診断

2. 喫煙係数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上

3. 直ちに禁煙する事ことを希望

4.「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療についての説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意
TDS(Tobacco Dependence Screener)

保険適用となる対象患者選定のためのニコチン依存症のスクーリングテスト
(はいが1点、いいえが0点で、合計5点以上がニコチン依存症と診断)

自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?

禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことはありますか?

禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてたまらなくなることがありましたか?

禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?
(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、異のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重の増加)

問い④でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか?
タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
タバコのために自分に精神問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?

禁煙の保険適用は1年に1回(初診より3ヶ月間)のみです。

5回の受診が保険適用されます。
(5回以降は保険適用外となり実費。
初診日から1年後以降でないと保険適用は受けられない)
保険を適用した場合、薬代込みで初回診療が約3400円、全5回の受診で合計約12000円~15000円(平均的な料金)になります。

条件を満たさない場合(ほとんどの未成年)は、自由診療になり、薬代込みで初回が約9400円、合計約3~5万円となります。


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禁煙外来なら禁煙の成功率が上がる理由

「禁煙しよう」と決心しても自分の意思だけでは、なかなか実現出来にくいものですよね。

「タバコをやめよう、でもやめられない」それには、理由があります。

禁煙が難しいのは本人の意思が弱いのではなく、ニコチン依存によるためです。

ニコチン依存症は「”治療の必要な”完治出来る病気」なのです。

今回は、禁煙指導の受けられる病院「禁煙外来」について、どのようなものなのか治療や費用、保険適用の条件、その成功率などをご紹介していきます。


禁煙外来って何?
禁煙外来とは、一口でいうと禁煙指導を受けられる病院の事です。
禁煙をするのに、なぜ禁煙外来を利用した方がいいのか…?

それは喫煙者がタバコをやめられないのは、
意思の強弱ではなく、
ニコチンのもつ強い依存性が原因なのです。

所謂「ニコチン依存症」と言われ、


7割は「ニコチン依存症」になっているといいます。

タバコに対する「心理的依存(習慣)」、イライラなどの離脱症状(禁断症状)を起こす「ニコチン依存」は、医師やお薬の力を借りなければ、なかなか克服出来るものではありません。

病院(禁煙外来)では、医師が身体・精神的にサポートし、禁煙出来るように導いてくれます。

禁煙外来では、
一定の基準を満たす喫煙者の禁煙に関し健康保険の保険適用を受ける事ができます。


禁煙外来を利用する事によって、
あなたに合った適切なアドバイスや、禁煙治療薬を処方してもらえるので、禁煙できる確率が上がります。



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